投資関連の書籍は多い。
ただ、2種類しかないように思える
- 初心者向けの指南書
- FIREを目指す人向けの指南書
どちらも初心者対象で、ローソク足の見方や証券会社の開設から始まる。
FIRE系は、チャート分析や指標の使い方など、具体的な手法が入る。
ただ、どちらも書籍をみたところで、マスターできる訳ではない。
むしろ、倣ったとおりのことが起こる方が珍しい。
その時々の株価は、色々なことが織り込んでの数値である。
その意味を読み解くのも、一朝一夕ではできない。
しかも、FIREという状態に達するまでに、さまざまな道のりがあるし。
手探りで習得していかなければならないことも多い。
初心者を超えたところから中級者向けの書籍って本当に少ない、というより無い。
相場に参加しはじめて、ローソク足や移動平均線のことなど、基本的な概念は分かる。
ただ、その間に起こることや、日々の相場を体験するときに起こりうる壁のことなど、中級から上級にかけての指南はほぼない。
たとえば、板のことをもう少し詳しく学ぼうとして、板の解説書を読んでみるのだが、最初はやはり「ローソク足」の説明から始まる。流し読みすればいいんだけど・・・。
相場に入ること自体に慣れてきたら、日経平均や先物の動き、為替、材料などあらゆる方向からの情報を吟味していく必要も出てくるが。中級までに向かう体系的な指南書というのがないのは、ニーズがないからだろうか。